外構工事で見落としがちなポイント

外構工事は、室内の設備と切り離して考えられがちですが、実は電気・水道・ガスなど、生活に欠かせない設備は家の外とも深く関わっています。

事前に外構工事と建築工事の担当者でしっかり打ち合わせをしておけば一度で済む工事が、後から外構工事でやり直しになってしまうケースは少なくありません。ここでは、特に見落としがちなポイントをご紹介します。

立水栓の位置

外に設置する水道(立水栓)は、建築会社にお任せにしてしまう方が多いですが、本来は使い勝手に合わせて計画することが大切です。

例えば、車を洗いたいなら車庫の近く、畑や花壇、植栽を楽しみたいなら庭に水道があると便利です。最近は見た目がおしゃれな立水栓も多くありますので、外構計画と一緒に考えておくと満足度の高い仕上がりになります。

インターホンの設置位置

インターホンを玄関横に付けるか、門柱に付けるかを決める必要があります。最近は門柱に設置するケースが増えていますが、外構デザインや近隣環境によっては玄関横の方が便利な場合もあります。

事前に決めておかないと、建物の内部配線工事が進んでしまい、後で変更できなくなることがあります。外構計画を見据えて、早めに決めておくことが大切です。

照明(電気計画)

アプローチや車庫周りのアプローチ灯、表札を照らす門灯、植栽をライトアップする間接照明など、照明の種類は年々多様になっています。

これらの電気設備も、あらかじめ配線やスイッチの位置を建築会社と一緒に計画する必要があります。照明器具の位置や数によって外部コンセントやスイッチの配置も変わってきます。

例えば、リビングから見えるお庭をライトアップして、来客時に驚かせる…そんな演出もスイッチをリビングに配置しておけば簡単に叶えられます。

水道配管や桝(マス)の位置と高さ

意外と知られていませんが、家の周囲には水道管や雨水・汚水の排水管、桝(マス)のフタなどが多く設置されています。

これらの配置が後々、車庫やアプローチ工事を行う際に障害となり、造り替えが必要になるケースもあります。工事費用が見えないところで発生するため、事前に車庫やアプローチの位置を決めておくことで、水道配管の位置や埋設の深さを建築会社に指示できます。

エアコンの室外機

エアコンの設置位置は決めても、室外機の位置までは考えていないことが多いです。

例えば、南側のリビングに設置した室外機がウッドデッキの場所にかぶってしまい、後から取り外して再設置する必要が出ることがあります。これには予想外の費用がかかることも。

最初から計画に含めておくことで、こうした無駄な手間と費用を防げます。

どこから始めれば良いかわからない方へ

「この設備はどこで決めればいいの?」「外構と建物の計画をどうすり合わせればいい?」とお悩みの方は、ぜひ私たちファームガーデンにお気軽にご相談ください。暮らしやすさとデザイン性の両方を大切にしながら、わかりやすく丁寧にご提案いたします。

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