初心者でもバラをきれいに咲かせる3つのポイント(冬剪定編)

「バラのお手入れは難しそう…」と思っていませんか?

「せっかくバラを植えたのに、きれいに咲かない…」
「どうやって手入れをしたらいいのかわからない…」

そんな声をよく耳にします。確かに、植えっぱなしでは美しい花はなかなか咲いてくれません。

バラのお手入れは1年を通してたくさんありますが、実は冬の休眠期に一度だけ、3つのポイントを押さえてお手入れするだけで、5月のバラの季節には見事な花を咲かせることができます。

今回は、デルバール社の「レジス・マルコン」を例に、実践動画も交えてわかりやすくお手入れ方法をご紹介します!

冬に行うお手入れの3つのポイント

12月下旬〜2月ごろにかけて、バラは「休眠期」に入ります。
新しい新芽が出ず、成長が止まったら休眠期のサイン。この時期にしかできないお手入れを行なって、美しい春バラのシーズンを迎えましょう。

3つのポイント

  1. 剪定
    思い切ってしっかり切り戻す
  2. 土壌改良
    ふかふかの土に戻してあげる
  3. 施肥
    適度に肥料を与える

バラのタイプによって剪定方法は変わる

バラには大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれ咲き方や剪定方法が異なります。ざっくりでもタイプを知っておくと、お手入れがぐっと楽になります。

今回は「四季咲きのブッシュタイプ(木立性)」の地植えバラを参考に解説します。

剪定する理由

バラは新しく伸びた成熟したシュート(枝)に花を咲かせる習性があります。

古くなった枝や細い未熟な枝を取り除いて、新しい元気なシュートを伸ばすことで、より美しい花を咲かせることができます。

「枝の先端をちょっとだけ切れば大丈夫」と思っていませんか?
実は、一般的なイメージよりもずっと思い切って切るのがポイントです。

バラのお手入れ【解説編】

飛田 正樹

まずは基礎知識から、簡単に解説しますね。その後、実際に剪定してみます。

Q
初心者でもきれいに花を咲かせやすいのは?
A

四季咲きのブッシュタイプがおすすめです。

Q
剪定しないとバラは咲かないの?
A

全く咲かないわけではないですが、剪定した方が鑑賞しやすい高さでたくさん咲きます。

Q
剪定の大切な3ステップって・・・?
A

1.花が咲いた高さから半分に切る、2.細い枝、枯れた枝を除去する、3.樹形を整える、の3つです。

Q
どの枝を残せばきれいな花が咲く?
A

新しく出た成熟したシュート(大輪のバラの場合、鉛筆の太さ目安)を残します。

バラのお手入れ【実践編】

飛田 正樹

それではいよいよ、実践編です。四季咲き大輪、ブッシュタイプの「レジス・マルコン」というバラを剪定してみます。

実践1 粗剪定

実践2 不要な枝の除去

実践3 四季咲きを楽しむための剪定

実践4 土壌改善と施肥

バラ苗・土・肥料 販売しています

モデルガーデンでは、バラ苗や土、肥料も販売しています。実際に咲いている様子もご覧になれます。

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