ウッドデッキの素材を選ぶポイント
ウッドデッキは、庭にもうひとつのリビングをつくるような特別な空間。素材選びは、その空間をどんなふうに楽しむかを左右する大切なポイントです。
ファームガーデンでは、天然木と樹脂木の両方をご提案しています。それぞれの特徴を知って、自分たちにぴったりのウッドデッキを見つけてください。
天然木(ハードウッド)の特徴
自然のぬくもりや木目の美しさを楽しめる、人気の素材です。時とともに色が変化し、味わいが増すのも魅力。ハードウッドとは、主に東南アジアや南米など赤道付近の原生林で育った広葉樹で、高耐久性木材のことを指します。
一般的なスギやヒノキなどのソフトウッドと異なり、持ってみるとずっしりと重く水に沈みます。非常に硬いため、丈夫で長持ちする素材です。
ウリン材(ボルネオアイアンウッド)

赤みが美しい、重厚感のある木材。耐久性は30年以上と非常に高く、経年変化でグレー色になるのが特徴です。表面がなめらかで素足でも歩ける優れた素材です。
樹木成分にポリフェノールが含まれており、虫害に強い素材です。
施工直後は、赤い樹液が出て基礎石が赤くなったり、衣服に色が付着してしまうことがあります。そのような場合は、中性洗剤で落とす事が出来ます。
セランガンバツー材

ウリンに似た性質を持ちながら、やや価格を抑えられる素材。木目はやや粗めですが、年数が経つと違いが分かりにくくなります。
施工後のヒビ割れ、ササくれが発生しやすいので素足での使用はご注意ください。
サイプレス材(オーストラリア檜)

白木の明るい色合いが特徴で、爽やかな香りも魅力。
シロアリや腐食にも強く、ナチュラルな庭との相性◎
イタウバ材

南米産の広葉樹で、肌触りがなめらか。ナチュラルで優しい印象のウッドデッキに仕上がります。
天然木の経年変化
紫外線にあたると、徐々に色が抜けていきます。
色が変わってしまっても、耐久性には問題ありません。


樹脂木(人工木)の特徴
樹脂木は、天然木の見た目を再現しながら、メンテナンスがほとんど不要。色の変化も少なく、いつまでも美しさを保てます。
各社から様々な商品が出ています。
商品例(他多数あります)


素材比較まとめ
特徴 | 天然木 | 樹脂木 |
---|---|---|
耐久性 | ◎(20〜30年) | ◎(半永久) |
デザイン性 | ◎(加工しやすい) | ◯(規格重視) |
色の変化 | ◎(経年変化あり) | ◯(ほぼ変わらない) |
メンテナンス | △(多少必要) | ◎(ほぼ不要) |
夏の暑さ | ◎(熱がこもりにくい) | △(高温になることも) |
「どんなデッキにしよう?」と悩んだら…
素材の特徴だけでなく、「庭でどんなふうに過ごしたいか」を考えることも大切です。
例えば…
- リビングの延長として使いたい → 夏も暑くならない天然木がおすすめ
- メンテナンスは極力したくない → 樹脂木がぴったり
- 家族でごはんを楽しむ場所にしたい → パーゴラやベンチ付きもおすすめ!
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